【心理】孤独から共に生きる世界へ

こんにちは!
リトリーブサイコセラピーという心理セラピーで
人間関係の悩みを解決し
人との関わりが喜びになるためのお手伝い
をしています!
心理セラピスト村田暁世です!
 
 
 

【心が開けない】

20代男性サラリーマンのAさん
勤務態度は至って真面目
大人しく内向的で優しい彼
仕事は黙々とひとりの世界
 
人当たりがとてもよく
気遣いもでき、職場の人達にも好かれいます。
だけど
彼と周りの人との心のスペースの間には、
なんだか踏み込めない空気があるのです。
そう、彼は人に心が開けません。
その空気感が周りに伝わっていました。
 
 
そんな彼の最近の悩みは
人とのコミュニケーションが
うまくいかないということ。
その壁に大きくぶち当たる出来事がありました。
 
彼には同じ部署で働く
密かに気になる女性がいます。
 
仕事を通して、なにげない会話をしたり
お互いの事をよく話すようになっていました。
 
そうしているうちに
 
彼のなかで、この人は分かってくれる人かも?
 
と感じ始めた頃から
なぜか彼女に対しての態度がワガママになり
冷たくなってしまいました。
彼女が話しかけても
機嫌がわるいのかと感じるような態度…
 
彼女は優しかった彼とのギャップに
戸惑い始めます…
 
 

【愛される価値がない】

さて、彼のように
人とコミュニケーションをとるのが苦手な人には
こんな傾向があるかもしれません。
 
・1人の世界(自分の内側)に入りやすい
・どうせ裏切られると思っている
・感情を感じることを避けて行動する
・人と話す時、遠い目をしている
・人に頼れない、人じゃないものに頼る
・人と一定の距離がないとしんどい、逃げたくなる
・親しくなればなるほど信じられない
・人に「ごめんなさい」「ありがとう」が言えない
 
 
そう、彼のなかでは
人は自分を傷つける存在だと感じています。
 
本音は人が怖いんです。
 
 
だから無意識に
彼女は受け入れてくれるか
自分の世界を傷つけない人か確認を始めたんです。
 
こんだけ嫌な態度をとっても
こんなにひどいことしても
受け入れてくれるの?!
 
自分が何をしても
相手が離れていかないかを確かめたくなる。
 
 
かといって
「そうなんだね」って
受け入れられて優しくされたら
「え?なんで?」と信じられない
 
 
こんな自分は受け入れてもらえる存在じゃない
愛されるような存在じゃないと感じているから
 
 
だから、ますます嫌な態度がやめられないし
自分のことをわかってほしい。
自分で自分の中でも
アンビバレントな状態。
 
そこで彼女が理解に困ったり
戸惑った様子を見せると拒絶と感じ
 
「なんでわかってくれないんだ?!」
 
と腹が立ってしまう。
 
そんな態度をとりたいわけじゃないのに…
 
でも
自分から素直に求めて
心を開いて
自分の認識と違っていたら惨めで辛い…
傷つく自分は自分じゃない
 
もともと傷だらけの心の底
こんな自分と思っているから
 
本当は
繋がりたいからこそ
求めているからこそ
 
傷つくのが怖い
孤独になるのが怖い
求めても
もらえなかったときの絶望を感じたくない…
 
 
傷つきたくない一心で
素直に好きにならない
 
ほんとに大丈夫?裏切らない?って
受動的に確かめる
 
大事にしたい人ほど。
 
 
 
 
しかし受容してくれる人ばかりではありません。
そんなときは
「なんだよ、やっぱりわかってもらえない」
と関わるのをやめ
孤独でいる元の立ち位置に戻る。
 
距離を測り
求めなければ予想以上に傷つかない。
そうやって
このまま同じパターンを繰り返し
ますます人との関わりに疲れ
人との関わりが希薄な人生を送っていくと…
 
・関わりたい人を避けしまう
・仕事を行ったり来たりだけの生活
・楽だけど、いつも独りでどこか寂しい
・ひきこもり
・悩みは自分一人で抱え込む
・心から信頼できる人ができない
・好きな人と一緒になれない、
なっても常に孤独感が拭えない、
もしくは関係を壊してしまう
・人と表面的な関わりで終わる
 
人は独りで生きていくことはできません。
人は人と本能的に繋がりたいと感じているし
 
誰かの心との繋がりのなかで生きていきます。
周りの力に生かされています。
 
 
 
孤独にひとり寂しく生きていく人生
日常は淡々と
傷つけることも傷つけられることもない
心が揺さぶれることもない。
だけど
とても殺風景
温かな幸せを感じることもない。
 
 
 

【愛し愛される人生】

先程のAさんはどうなったと思いますか?
 
あれから彼は
彼女を傷つけたくないのに傷つけてしまう
近づきたいのに近づけない自分の態度をきっかけに
自分と向き合いました。
 
彼の幼少期は
 
・親から見捨てられた経験
・母親が突然いなくなった喪失体験(離婚)
・親に身体に触れてもらうスキンシップや共感などの温かい体感、愛情を与えられなかった
・自尊心をひどく傷つけられた、人格を否定された
・過去の辛い記憶に蓋するために感情を切った
 
 
愛したい、愛されたい
感じることも表現することも怖かったんです。
 
 
求めても、いない、いなくなった。
こんな自分だったから、
母親から見捨てられたんだ。
いてもいなくてもいい存在なんだ。
 
ほんとは傍にいて、そこにいて、
愛し愛されたかった。
わかってほしかった。
自分の成長を見守ってほしかった。
 
 
 
愛する人にされたからこそ、怖い。
 
 
怖くて怖くて
だから求めることをあきらめたんです。
だけど
ほんとは自分はずっと求めていた。
求めてたからあきらめた。
 
彼は自分のなかの怖さ
そして深い悲しみ、絶望と向き合い
 
 
自分は愛されないダメな存在じゃないということ
自分は受け入れてもらえる存在だということ
愛し愛される存在だということ
そして、
求めても応えてくれる存在がいるということ
 
 
を感じることができるようになっていき
自分のなかに安心感を育てながら
ずっと諦めてきていたことを始めました。
彼女とゆっくりでいいから
コミュニケーションをとり
関わるということを始めました。
彼女にも自分のことを話しました。
 
そして、彼女が嫌なことは嫌ということや
伝わるときがあっても
伝わらないときがあっても
それが自分に対する拒絶ではないということ
信じられるように
感じられるようになっていきました。
 
 
愛されているという体感
定着させながら
 
彼女を信じられるようになってきています。
 
 
彼は一歩一歩
心を開くようになっていき
見える世界が
温かく優しいものに変わってきています。
 
それは
自分を信じ
孤独な世界から
勇気を出して踏み出した世界
 
彼女を通して
人と繋がりたいとちゃんと求めたから
 
人は人によって癒されていきます
そして
自分だけではない誰かの力によって
見えていなかった世界が見えることもある
見たいと望む、勇気が湧く
 
そんなきっかけが彼の中にも芽生えました。
 
 
 
大切な人と感情を本音を交わし合うということは
うまくいかないときもきっとあります。
 
それでもあなたは目の前の人と
信頼関係を築きたいと
わかり合いたい思いますか?
 
誰かと共に生きたいと思いますか?
あなたは大事な人と
どんな関わりができたらいいと思いますか?
 
 
 
 

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